Laquu.JSの新バージョンについて
現在Laquu.JSの新しいバージョンとして、Laquu.JS ver 2を作っていますが、1と2では何が変わるのか?というのをお伝えしておかねばなりません。
そもそもver2ってつくことになった理由
ver2と言っても内部を一新してるわけでもなく、新しい機能を追加したわけでもありません。
なんでver2になったかというと、jQueryも1.9になるし、IE切り捨てることだしじゃぁLaquu.JSもなんか変わってみよう!ってことで、ver2って付けてみた感じです。
まぁ変わった風を装っているだけです。
何が変わるのか?
基本的に記述形式が変わります。
今までは、以下のようなコードを書いてプラグインを実行していました。
// ドロップダウンプラグインを例としています laquu("#selector").dropdown();
が、新しくなった際は以下のような記述を予定しています。
// ドロップダウンプラグインを例としています。 $("#selector").laquu("dropdown",{ /* オプションの記述 */ });
つまり、jQueryのプラグインとしてlaquuを定義し、第一引数に利用したいプラグイン名を記述しています。 そして、第二引数にはプラグインで利用するためのオプションを指定しています。
なので、ドロップダウン以外を例として挙げると、
$("#selector").laquu("tab"); $("#selector").laquu("blank");
のような記述の仕方に変わります。
なんで変わるのか?
今までLaquu.JSはjQueryのサブクラスとして利用する形式をとっていました。 (サブクラスとは、jQueryの複製品のようなものとして捉えてもらえるとわかりやすいかと思います。)
サブクラス形式を利用することで、Laquu.JSはjQueryと同じ機能を持ちつつも、Laquu.JSでしか利用できないプラグインを利用(追加)することができました。
が、1.9からは、このサブクラスを利用するための関数「jQuery.sub()」が削除されることになり、サブクラスを利用したプラグインの開発が行えなくなりました。
「じゃぁLaquu.JSの書き方も一新する必要があるな...。」と考え、「見た目でLaquu.JSを使ってることがわかるといいなー。」と考えていたら上述したような形式がいいのではないか?というところに至りました。
「見た目でわかる」というのは、「Laquu.JSを使っている」というのが利用者の目に見てわかるようにということを意味します。
つまり、「何を使っているのかわかりやすくなればいいなー」ということです。 (ましてやLaquu.JSは楽をするためのプラグインなので、ソースコードで悩む必要性は無いので...。)
公開まで後少し
新バージョンの公開までしばらく時間はかかりますが、これからもLaquu.JSを愛用していただけるように努力していきますので、これからもLaquu.JSをよろしくお願いします!